シンポジウム3 JAMIT の未来を作ろう!
JAMIT 創立から約 45 年の月日が流れようとしています.近年の機械学習ブームに乗って本学会の領域の研究者が増えていることは間違いないことです.しかしながら,次の 20 年,30 年の JAMIT を考えると,学生,助教レベルの研究者が「今」元気に活躍できる学会とする必要があります.また,医用画像工学の領域の研究者だけでとどまっていても,新たな発展は期待できないと思います.また画像認識のシンポジウムである MIRU は,若手プログラムとして,メンター的なモデレータと若手研究者でチームを構成し,研究のありかたを議論することを行ってきました.
近年の機械学習手法の発展に伴い、深層学習を利用した医用画像工学の研究が活発となっている一方,研究成果の再現性が重要視されるフェーズに入っています.コード・データベース・有名国際会議の査読過程の公開,など研究のあり方の大変革も起きています.このような激流に耐えうるのは JAMIT の将来を担う若手の皆さんしかありえません.
そこで,このセッションでは,経験豊富なモデレータが若い研究者の皆さんへ問いかける形で,学会のありかたを考えていきたいと思います.